欧州市場でドル・円は一時108円83銭まで下げたが、足元はドル売り一服。ユーロ・円が下げ止まり、ドル・円をサポートしている。一方、ブレグジットをめぐる英国の政治情勢に不透明感が広がっており、ポンドが売られやすい。目先はポンド・円の下げがドル・円を下押しする可能性もあろう。欧州株全面安に伴う円買いにも警戒したい。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円83銭から108円92銭、ユーロ・円は120円60銭から120円70銭、ユーロ・ドルは1.1077ドルから1.1086ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は下げ渋りも、欧州通貨の値動きを注視