17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円77銭から108円46銭まで下落して108円62銭で引けた。予想を下回った米国経済指標やジョンソン英国首相が欧州連合(EU)と合意した離脱案が議会で否決されるとの警戒感も浮上しドル売り・円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1102ドルへ下落後、1.1132ドルまで上昇して1.1127ドルで引けた。ユーロ・円は、120円66銭まで下落後、120円99銭へじり高。ポンド・ドルは、1.2758ドルまで下落後、1.2893ドルまで上昇した。離脱をめぐり英国と欧州連合(EU)が合意。ただ、英議会の北アイルランドの民主統一党(DUP)がジョンソン首相の離脱案に賛成票を投じない方針を示したため失望感からポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9902フランから0.9867フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ポンド強含み、英国とEUは新たな離脱協定案で合意