17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円77銭から108円46銭まで下落して引けた。予想を下回った米国経済指標やジョンソン英国首相が欧州連合(EU)と合意した離脱案が議会で否決されるとの警戒感も浮上しドル売り・円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1102ドルへ下落後、1.1132ドルまで上昇して引けた。

ユーロ・円は、120円66銭まで下落後、120円94銭へじり高。

ポンド・ドルは、1.2758ドルまで下落後、1.2881ドルまで上昇した。離脱をめぐり英国と欧州連合(EU)が合意。ただ、英議会の北アイルランドの民主統一党(DUP)がジョンソン首相の離脱案に賛成票を投じない方針を示したため失望感からポンド売りが再燃した。




ドル・スイスは、0.9902フランから0.9867フランまで下落した。

[経済指標]・米・9月設備稼働率:77.5%(予想:77.7%、8月:77.9%)・米・9月鉱工業生産:前月比-0.4%(予想:-0.2%、8月:+0.8%←+0.6%)・米・10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:5.6(予想:7.6、9月:12.0)・米・9月住宅着工件数:125.6万戸(予想:132.0万戸、8月:138.6万戸←136.4万戸)・米・9月住宅建設許可件数:138.7万戸(予想:135.0万戸、8月:142.5万戸)・米・先週分新規失業保険申請件数:21.4万件(予想:21.5万件、前回:21万件)・米・失業保険継続受給者数:167.9万人(予想:167.5万人、前回:168.9万人←168.4万人)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 10月17日のNY為替概況