欧州市場でドル・円は上げ渋り、108円30銭台でのもみ合い。欧州通貨買いの影響でやや下押しされているもよう。17時半に発表された英国の製造業PMIは50を下回ったものの、予想外に改善したためポンドはドルや円に対して買われた。一方、18時のユーロ圏の消費者物価指数(CPI)速報値は横ばい予想に反して鈍化したが、コア指数が上昇したことでユーロの買い戻しがやや優勢になっているとみられる。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円32銭から108円47銭、ユーロ・円は117円96銭から118円13銭、ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0896ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は上げ渋り、欧州通貨は買い戻し