30日の日経平均は続落。ローソク足は下向きの5日線下で推移して陰線を引いたが、長めの下ヒゲを出し、下値での買い意欲の強さを確認する形となった。一目均衡表では、転換線が下降を継続したほか、パラボリックは売りサイン点灯2日目で、いずれも短期的な下落圧力の継続を示唆している。ボリンジャーバンドでは、+1σを下放れて終了し、19日のザラ場高値+2σ超えを直近ピークとした調整トレンドを示しており、目先は中心線側への移行が予想される。RSIは71.97%(前週末83.42%)と節目の80%
を下回り、過熱圏を脱した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、陰線も下ヒゲで買い需要確認