26日の日経平均は小反発となった。ローソク足は下ヒゲを伴いながらも陰線を引いて上値での売り圧力の強さを窺わせており、終値ベースでは、2日連続で5日移動平均線を下回った。東証1部の騰落レシオは129.28%(昨日133.12%)と高止まりしており、過熱感が意識された格好。しかし、5日線が上向き基調をキープしているほか、25日線と75日線が揃って200日線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現し、中長期的な上昇トレンド継続を示唆している。日足の一目均衡表では、転換線が上昇を続けるなど強地合いは依然として確認されている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反発、終値5日線割れも中長期GC示現