19日午後の東京市場でドル・円は108円付近で推移している。日銀の黒田東彦総裁は15時半からの記者会見で、金融政策決定会合で現行の金融政策維持を決定したことについて「経済と物価を判断し、経済の先行きが後退することはないと判断した」と述べた。ただ、「金融緩和は前回会合よりも前向き」との見解で、やや円売り方向に振れている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円79銭から108円47銭、ユーロ・円は118円96銭から119円68銭、ユーロ・ドルは1.1023ドルから1.1049ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円付近、日銀総裁の発言を注視