本日のマザーズ先物は、日本時間の明日未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から、もみ合いに終始しそうだ。前日の米国市場では、FOMCを控えて様子見ムードが強まるなか、原油市況の反落を受けて買い戻しが広がり、NYダウなどは反発した。日経平均も前日まで10連騰と、短期的な過熱感や22000円台回復による達成感が意識されつつも底堅く推移している。ただ、引き続き割安株
(バリュー株)が株式相場のけん引役となっており、成長株(グロース株)中心のマザーズ市場ではメルカリ<4385>など主力銘柄を中心にさえない展開となっている。マザーズ指数の先高感が高まらず、先物も上値が重いが、日米の金融政策に関する重要イベントを前に一段と売買が手控えられそうだ。上値のメドは835.0pt、下値のメドは825.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:もみ合いか、FOMC結果待ちで売買手控え