11日の日経平均は7営業日続伸した。ローソク足は上向きの5日線上をキープして長めの陽線を引き、買い圧力の強さを確認した。終値は52週線(11日終値ベースで21468.36円)を上回って、地合いはさらに買い手優位へ傾いた。一目均衡表では、株価が雲を上放れたほか、遅行線は株価との上方乖離幅を広げて強気シグナルを増大。3役好転後の強気形状が一段と鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、昨日に続いて+3σをやや下回る位置をキープし、上値拡張局面の継続を示唆している。RSI(14日ベース)は73.68%(昨日68.54%)と、6月24日以来の70%台に乗せ、過熱圏入りの目安とされる80%に向かう上昇トレンドが続いた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:7日続伸、終値52週線越えてRSI70%乗せ