10日午後の東京市場でドル・円は107円40銭付近と、午前中から動意の薄い展開が続く。日本株高を背景にリスク選好的な円売りに振れやすい一方、中国株安で円売りは弱まった。ただ、時間外取引の米ダウ先物などが下げ幅を縮小しており、目先反転した場合には今晩の米株高を見込んだドル買いに振れる可能性はあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円18銭から107円49銭、ユーロ・円は118円43銭から118円74銭、ユーロ・ドルは1.1041ドルから1.1052ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は動意薄、米株式先物の反転に期待も