6日の日経平均は4日続伸した。昨日の25日線と75日線突破に続いて本日は一時200日線を越える場面があった。ただ、ローソク足は胴体部分と上ヒゲが極端に短く、下ヒゲの長い「トンボ」に似た形状となった。25日線の下降に逆行して大幅高した後のトンボ出現だけに、来週は反落するリスクにも留意しておきたいところだ。一目均衡表では、株価は雲中で推移。転換線が上向くとともに、遅行線は弱気シグナルを縮小した。週明け9日終値が21087.16円を上回ると遅行線が強気シグナル発生を開始することになる。ボリンジャーバンドでは、+2σを上回って推移し、上値拡張局面の継続を示唆した。RSI(14日ベース)は69.62%(昨日68.43%)に上昇し、目先は過熱圏入りの目安とされる80%付近までのRSI上昇が株高をサポートしよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4連騰、一時200日線越えも「トンボ」で警戒感