4日のロンドン外為市場では、ドル・円は106円17銭から106円30銭で推移した。香港行政長官が逃亡犯条例改正案の撤回を正式に発表し、リスク回避ムード後退による円売りが続いた。

 ユーロ・ドルは1.0986ドルから1.1023ドルまで上昇。ラガルド次期欧州中央銀行(ECB)総裁が緩和策に対する不満に配慮する発言をしたことに反応した。ユーロ・円は116円69銭から117円09銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2135ドルから1.2220ドルまで上昇。英議会でEU離脱延期法案が審議されることを好感してポンド買いが先行した。ドル・スイスフランは0.9880フランから0.9841フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は106円17銭から106円30銭で推移