欧州市場でドル・円は106円20銭台と、上昇基調を維持。欧州株は引き続き堅調、米株式先物もプラス圏を維持するなどリスク選好の流れ。足元ではドルと円が主要通貨に対して売られる展開で、ドル・円は底堅い反面上値が重い。一方、米10年債利回りは前日の低下からの戻りは鈍く、ドル・円の上値を押さえているもよう。香港行政長官は逃亡犯条例の改正案の撤回を正式に発表した。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円17銭から106円30銭、ユーロ・円は116円69銭から117円09銭、ユーロ・ドルは1.0986ドルから1.1023ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は上昇一服、リスク選好のドル売りも