欧州市場でドル・円は105円90銭台から106円台に値を戻している。米10年債利回りは本日午前中の1.53%台からほぼ一貫して下げ続けたが、足元は1.47%台で下げ渋りドル売りはいったん収束。ただ、欧州株は全面安、米株式先物もマイナス圏推移でドル売り・円買いの流れは続きそうだ。

 なお、17時半に発表された英8月建設業PMIは予想を下回り、ポンドの戻りを抑制。一方、18時のユーロ圏の7月生産者物価指数は予想と一致したが、ユーロ売りに振れている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円98銭から106円11銭、ユーロ・円は115円93銭から116円17銭、ユーロ・ドルは1.0939ドルから1.0951ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は106円台、米長期金利は下げ一服