29日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、引き続き105円90銭付近でのもみ合い。日経平均株価は下げ幅をやや縮小しており、日本株安を嫌気した円買いは弱まっているようだ。また、ユーロ・ドルの失速も、ドルを小幅に押し上げた。ただ、欧米株式先物の軟調地合いが続き、ドルの上昇を抑制しているもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円83銭から106円13銭、ユーロ・円は117円28銭から117円63銭、ユーロ・ドルは1.1077ドルから1.1087ドルで推移した。



<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の下げ幅縮小で