22日の日経平均は小反発した。ローソク足は陰線を引いたが、下ヒゲは再び上向いた5日線を前に下げ止まり、下値での買い需要を再確認した。ただ、9日に付けた直近高値
20782.06円には届かず、上値も重かった。一目均衡表では、基準線と転換線がともに前日に続いて横ばいで推移し、目先のもみ合い継続を示唆している。ボリンジャーバンドでは、-1σを上回って推移し、6日の-3σ割れをボトムとする緩やかな回復トレンドが続いた。RSI(14日ベース)は29.99%(昨日27.30%)、東証1部の騰落レシオ(25日)は86.64%(同85.32%)と、いずれも小幅上昇にとどまり、戻りの鈍さを示した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反発、均衡表はもみ合い継続を示唆