15日の日経平均は大幅に反落した。終値は下向きに転じた5日線を再び割り込んだが、ザラ場では6日に付けた直近安値20110.76円を下回る場面はなく、売り圧力の強さと下値の堅さをともに確認する形になった。一方、ボリンジャーバンドでは、-2σ絡みで推移し、依然としてレンジの下降拡張を警戒する形状。各バンド間隔の拡大も続き、相場が上下どちらにも大きく動きやすい地合いにある。一目均衡表では明日16日に雲上限と下限が交差する「変化日」を迎えることもあり、株価が大幅に変動する可能性に留意したい。RSI(14日ベース)は22.16%(前日28.52%)に低下し、「売られ過ぎ」が強く意識される。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅反落、再び5日線割れも直近安値はキープ