15日のマザーズ先物は前日比13.0pt安の850.0ptと大幅に反落して終了した。高値は852.0pt、安値は842.0pt、取引高は1080枚。本日のマザーズ先物は、世界経済の減速に対する懸念から前日の米国市場が急落したが、ナイトセッションの間にこの下落を幾分織り込んでいたとみられ、朝方は想定以上に底堅いスタートになった。その後は、円高進行が一服するなか、後述する好業績のマザーズ時価総額上位銘柄に対する活発な物色も確認されたことから、一段のセンチメント悪化にも至らなかった。また、日中取引終了時間にかけては、日経平均の下げ渋りなども背景にマザーズ先物に対する買い戻しの動きもみられた。個別では、前日大引け後に発表された上半期決算にて、対通期進捗率が90%に達したGNI<2160>が12%高、第1四半期税引前損益が黒字転換したサイバーダイン<7779>が4%超の上昇となり、マザーズ指数の下支え役になった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅反落も、好業績銘柄への物色が下支え