13日の日経平均は3営業日ぶりに大幅反落した。ローソク足はマドを空けて下落したほか、終値は下降中の5日線を再び下回り、強い売り圧力を示した。ともに下向きの25日線が75日線を下回るデッドクロス(DC)を示現し、下落トレンドの延長が警戒される。一目均衡表では、株価が雲下にとどまるなど3役逆転後の売り優勢の地合いが続く中、先週末まで横ばいだった転換線が下向きとなり、短期的な売り圧力増大を警戒される。ボリンジャーバンドでは、-2σ前後で推移した。終値は-2σをやや上回ったが、中心線の下降と各バンド幅の拡大が続いているため、当面は不安定な地合いとなろう。RSI(14日ベース)は27.94%(先週末30.90%)と6月3日以来の30%割れ。東証1部の騰落レシオ(25日)も74.73%(同79.51%)に低下しており、ともに短期的な
「売られ過ぎ」が意識される水準に入ってきた。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり大幅反落、25・75日線のDC示現