日経平均は急反落した。終値は21000円台をキープしたが、ザラ場では7月18日に付けた直近安値を下回った。ローソク足はマドを空けて陰線を引いた。下降中の5日線が本日下向きに転じた25日線を下抜けて短期デッドクロス(DC)を示現しており、来週の弱地合い継続が予想される。一目均衡表では、終値は雲上限を下回った。転換線が下向きに転じたほか、遅行線は株価を下回って弱気シグナル発生を開始し、売り手優位に傾きつつある。ボリンジャーバンドでは、一時-3σ割れの後、終値は-2σを下回り、下値拡張トレンドの継続を示唆している。RSI(14日ベース)は37.78%(前日50.22%)に低下。7月18日から続いた45-55%圏でのもみ合いを下抜けており、地合い悪化の長期化が警戒される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:急反落、短期DC示現