8月1日の米国市場は、NYダウが280.85ドル安の26583.42、ナスダック総合指数が64.30pt安の8111.12と続落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比465円安の21035と急落した。2日早朝の為替は1ドル=107円30銭台と、昨日大引け時点に比べ2円近い大幅な円高。本日の東京市場は、米国による対中制裁関税発動の発表を受けてキーエンス<6861>、ファナック<6954>、SMC<6273>など設備投資関連株や東エレク<8035>、村田製<6981>といった電子部品株を中心に全面安が予想される。また、米原油先物価格が急落したため、国際帝石<1605>やJXTG<5020>などの石油関連株についても売りが膨らみそうだ。一方で、円相場が急伸したため、ニトリHD<9843>、ABCマート<2670>など円高メリットの大きい日経平均の非採用銘柄には短期筋の資金が向かいそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたLIXILビバ<3564>、第一三共<4568>、共英製鋼<5440>、LIXILG<5938>、ソニー<6758>、TDK<6762>、村田製<6981>、日本ライフライン<7575>、三井物<8031>、野村<8604>、イーレックス<9517>、トランスコスモス<9715>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:第一三共やイーレックスに注目