7月31日の米国市場は、NYダウが333.75ドル安の26864.27、ナスダック総合指数が98.19pt安の8175.42と下げ、シカゴ日経225先物も大阪日中比180円安の21370円と売られた。1日早朝の為替は1ドル=108円70銭台と、昨日大引け時点に比べ約20銭程度の円安。本日の東京市場は、米国株安を受けてソニー<6758>、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>など幅広い銘柄で値下がりが予想される。ただ、円が対ドルでやや軟化しているため、下げ幅は限定的とみられるだろう。昨日の米国市場では、半導体セクターなどハイテク関連銘柄に下げが目立ったが、昨日引け後に第1四半期決算を発表した村田製作所<6981>などは、市場予想を上回る好調な内容であったため、こうした好決算銘柄を中心に個別物色される展開となろう。また、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたスター・マイカ・ホールディングス<2975>、イオンファンタジー<4343>、ニューフレア<6256>、東洋エンジ<6330>、エプソン<6724>、ソニー<6758>、アルプスアルパイン<6770>、SCREEN<7735>、HOYA<7741>などに注目。


<US>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:イオンファンやソニーに注目