31日の日経平均は反落した。ザラ場で200日線近くまで押され、終値は22日以来およそ1週間ぶりに25日線を下回ったほか、5日線が下降に転じた。ローソク足は上ヒゲを出して上値での売り圧力の強さを再確認した。一目均衡表では株価は雲上にとどまった。転換線が上向いたが、基準線は横ばいを継続し、もみ合いの長期化を示唆している。ボリンジャーバンドでは、終値は中心線付近で引け、こちらも売り買いの拮抗状態を示唆。RSI(14日ベース)は48.59%(昨日54.77%)と中立圏中央の50%付近にとどまり、強弱感の対立を窺わせる。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、5日線下降し終値25日線割れ