30日午後の東京市場でドル・円は一段安となり、108円50銭台に弱含んでいる。日銀が金融政策の現状維持を決めたことや、合意なきブレグジットへの懸念などからリスク回避ムードもあり、円買いが進みやすく、ポンド・円やユーロ・円の下げが目立つ。一方で、欧州通貨は対ドルでも値を下げており、その影響でドル・円の下落ペースは抑制されているもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円56銭から108円95銭、ユーロ・円は120円91銭から121円38銭、ユーロ・ドルは1.1134ドルから1.1147ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一段安、クロス円は軟調地合い