22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円00銭から107円77銭まで下落し、107円85銭で引けた。米国の6月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に7カ月連続のマイナスに落ち込んだため米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、対欧州通貨でのドル買いの動きに底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは、1.1225ドルから1.1206ドルまで下落し、1.1210ドルで引けた。ドイツ連銀が月報の中で、4−6月期のドイツ経済がおそらくマイナス成長に落ち込むと警告したため、ドイツのリセッション懸念も浮上。ECBの追加利下げ観測が強まりユーロ売り圧力となった。

ユーロ・円は、121円13銭から120円91銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2456ドルから1.2499ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9804フランから0.9824フランへ上昇した。


【経済指標】・米・6月シカゴ連銀全米活動指数:-0.02(予想:0.08、5月:-0.03←-0.05)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 7月22日のNY為替概況