17日午後の東京市場でドル・円は108円20銭付近へ小幅に値を上げた。日経平均株価はマイナス圏が続くものの、下げ幅をやや縮小し株安を嫌気した円買いを弱めた。ただ、前日大きく売られたユーロやポンドなど欧州通貨がドルに対し底堅く推移しており、ドル・円の戻りを抑制しているもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円11銭から108円33銭、ユーロ・円は121円20銭から121円42銭、ユーロ・ドルは1.1207ドルから1.1217ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみ合い継続、欧州通貨は下げ渋り