16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円92銭から108円38銭まで上昇し、108円25銭で引けた。市場予想を上回った米国の6月小売売上高を受けた米債利回りの上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1224ドルから1.1202ドルまで下落し、1.1208ドルで引けた。ユーロ・円は、121円10銭まで下落後、121円53銭まで反発した。米国とイランの緊張が緩和し、リスク回避の円買いが後退した。ポンド・ドルは、1.2439ドルから1.2397ドルまで下落した。英国の合意ない欧州連合(EU)からの離脱への警戒感を受けたポンド売りが活発となった。ドル・スイスは、0.9867フランから0.9894フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル強含み、米6月小売売上高は予想を上回る