16日の日本国債市場概況：債券先物は153円43銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2019年9月限
寄付153円54銭 高値153円56銭 安値153円42銭 引け153円43銭
売買高総計19636枚

2年　402回　-0.190％
5年　140回　-0.215％
10年 355回　-0.125％
20年 168回 　0.240％

債券先物9月限は、153円54銭で取引を開始。前日NY市場での米長期金利の低下を受けて買いが先行し、153円56銭まで上げた。その後、日銀が実施した国債買い入れオペで残存5-10年の応札倍率上昇が嫌気されたほか、翌日に20年債入札を控えることで売りが優勢になり、153円42銭まで下げた。現物債の取引では、2年債、5年債、10年債が買われ、20年債はもみ合った。

＜米国債概況＞
2年債は1.84％、10年債は2.09％、30年債は2.61％近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は-0.27％、英国債は0.78％（気配値）、オーストラリア10年債は1.40％、NZ10年債は1.58％。

[本日の主要政治・経済イベント]
・21:15　ボウマン米FRB理事がFRBイベントで開会あいさつ
・21:15　ボスティック米アトランタ連銀総裁がFRBイベント参加
・21:30　米・6月小売売上高（前月比予想：+0.2％、5月：+0.5％）
・21:30　米・6月輸入物価指数（前月比予想：-0.6％、5月：-0.3％）
・22:15　米・6月鉱工業生産（前月比予想：+0.1％、5月：+0.4％）
・22:15　米・6月設備稼働率（予想：78.1％、5月：78.1％）
・23:00　米・7月NAHB住宅市場指数（予想：64、6月：64）
・23:00　米・5月企業在庫（前月比予想：+0.3％、4月：+0.5％）
・01:20　カプラン米ダラス連銀総裁講演（全米企業エコノミスト協会）
・02:00　パウエル米FRB議長講演（仏中銀夕食会、パリ）
・04:30　エバンス米シカゴ連銀総裁TV出演
・05:00　米・5月対米証券投資（4月：ネット長期有価証券+469億ドル）



＜KK＞