16日の日経平均は3営業日ぶりに反落した。下げ幅は150.65円と先週末までの続伸分
(152.42円)を帳消しにした。終値は200日線を割り込み、ローソク足は陰線を引いた。ただ、心理的な節目の21500円を下回る場面はなかったほか、25日線は上昇を継続し、強弱感の対立を示している。一目均衡表では、転換線が下降して短期的な売り圧力を示すとともに、基準線は上向きをキープし、こちらも売り買いの拮抗状態を窺わせた。ボリンジャーバンドでは、ザラ場で+1σを下回って終了。明日17日に中心線側への移行が進めば、1日の+1σ超えを直近ピークとする調整トレンド発生の可能性が強まる点に留意した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反落、200日線割れも25日線上昇継続