10日午後の東京市場でドル・円は108円90銭台に小幅上昇し、109円台回復を目指す展開。夕方にかけてユーロ買いがみられ、ユーロ・ドルが上昇、ドル・円はユーロ・円の上昇にけん引されたもよう。また、米10年債利回りは2.09%台に上昇している。ジョージ米カンザスシティー連銀総裁は「インフレ期待が目先に急上昇する気配ないが、しないとは言えない」と述べている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円83銭から108円99銭、ユーロ・円は121円97銭から122円19銭、ユーロ・ドルは1.1202ドルから1.1218ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円90銭台、ユーロにやや動意