NY原油先物は大幅反落(NYMEX原油8月限終値:56.25↓2.84)。58.90ドルから56.09ドルまで下落した。OPECプラス会合では、原油の協調減産を9カ月間延長し、2020年3月まで実施することを正式に決定。また、協力関係を長期に継続することで合意し、原油相場は一時底堅く推移していた。

しかし、その後、世界的な需要後退への懸念が強まり、売りが広がる展開に転じた。カーニー英中銀総裁の「世界貿易の緊張が下振れリスクを高めた」や、ナバロ米大統領補佐官(通商担当)の「米中通商協議が妥当な合意に達するには時間を要する」との発言がきっかけになったとみられる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:大幅反落で56.25ドル、世界的な需要後退懸念から売り広がる