2日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円20銭から108円30銭で推移した。欧州株は高安まちまち、米株先物は小幅安で、米10年債利回りが2.01%台に低下し、ドル売り、円買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1290ドルから1.1321ドルまで上昇し、ユーロ・円は122円18銭から122円54銭まで上昇した。ユーロの買い戻しが先行した。

 ポンド・ドルは1.2606ドルから1.2631ドルでもみ合い。英国の6月建設業PMIが大きく低下し、一時ポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9865フランから0.9885フランで推移した。

[経済指標]
・英・6月建設業PMI:43.1(予想:49.2、5月:48.6)
・ユーロ圏・5月生産者物価指数:前年比+1.6%(予想:+1.7%、4月:+2.6%)

[要人発言]
・ロウ豪準備銀行総裁
「必要に応じ金利を再び調整する用意がある」

・関係者
「欧州中央銀行(ECB)は7月に利下げを急がず、9月視野にガイダンス微修正か」

・報道
「OPEC加盟国とロシアなど非加盟産油国が、協調減産の協力関係を長期に継続することで合意」



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は108円20銭から108円30銭で推移