欧州市場でドル・円は一段安となり、一時108円19銭まで弱含んだ。米10年債利回りの先安観でユーロ・ドルがしっかりの値動きとなり、ドルを下押しした。また、欧州株や米株式先物は軟調となり、円売りも縮小したようだ。

なお、17時半に発表された英国の6月建設業PMIは10年ぶりの低水準となり、ポンドはドルや円に対して売られた。一方、18時のユーロ圏5月生産者物価指数は予想を下振れ、足元のユーロ買いを弱めた。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円19銭から108円27銭、ユーロ・円は122円16銭から122円24銭、ユーロ・ドルは1.1286ドルから1.1295ドルで推移した




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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は一段安、米長期金利の先安観で