1日のマザーズ先物は前日比26.0pt高の895.0ptと大幅に3日続伸して終了した。高値は895.0pt、安値は880.0pt、取引高は1129枚。

本日のマザーズ先物は、注目された米中首脳会談では、米国が中国との交渉に期限を設けなかったため、市場では経済優先に舵を切ったと好意的に受け止められたほか、米国が中国のファーウェイに対する輸出を容認したことを受けて、主力の東証1部市場では村田製<6981>や太陽誘電<6976>などのハイテク関連株が値を上げたため、マザーズ市場でもテクノロジー関連銘柄に買いが波及。マザーズ先物高に寄与したとみられる。また、個人に人気の高いバイオ関連株が引き続き人気を集めたほか、「指数寄与度の高い時価総額上位銘柄に海外勢の買いが入った」との指摘も聞かれ、マザーズ先物の上昇につながった。
本日のマザーズ市場は、連日の株価下落の反動などから買い戻されたSOU<9270>が前週末比440円(+13.04%)高の3815円と3日ぶりに反発し、前週末に業界紙で取り上げられた流れを引き継いだ日本ホスピス<7061>は前週末比269円(+11.57%)高の2594円と大幅に4日続伸した。このほか、ブランジスタ<6176>、アクセルM<3624>などが値上がり率上位になった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅に3日続伸、重要イベント通過で買い安心感広がる(2019年7月1日)