28日の日経平均は反落した。ローソク足は胴体が極端に短く、上下それぞれにヒゲを出す十字足に似た形状で引け、強弱感の対立を示した。25日線の上昇と75日線の下降からも売り買いの拮抗状態が窺える。一目均衡表では、昨日は株価が雲中に復帰して地合い好転が期待されたが、本日は雲下に戻った。転換線と基準線がともに横ばいで推移しており、方向感が定まらない地合いを裏付けた格好となった。ボリンジャーバンドでは、+1σをわずかに下回って引け、上値の重さを意識させた。RSI(14日ベース)は59.78%(27日は64.31%)に低下し、こちらも上値の重さを再確認する形に。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、一目均衡表は再び雲下で終了