本日のマザーズ先物は、明日午前11時半から開催される米中首脳会談の結果を見極めたいとの思惑から様子見気分が強まりそうだ。前日のマザーズ市場は、米中貿易協議の進展期待の高まりを背景に投資マインドが改善し、マザーズ先物は3日ぶりに反発した。明日午前11時半から始まる予定の米中首脳会談の結果待ちの状況になり、様子見機運が広がるなか、週末要因によるポジション調整の動きが主体となりやすいだろう。関連ニュースフローに振らされる展開も視野に入り、売買は手がけにくくなるとみられる。一方で、米中貿易摩擦問題の進展期待から半導体や電子部品などテクノロジー関連銘柄への買い戻しの動きが続いており、テクノロジー株の多いマザーズ市場には支援材料として意識されよう。上値メドは870.0pt、下値のメドは850.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:イベント前に様子見ムードか