27日の日経平均は3日ぶりに反発した。ローソク足は陽線を引いて高値引けする一方、5日線は下降を続け、強弱感の対立を窺わせた。一目均衡表では、雲下で推移してきた株価が終値ベースで5月27日以来1カ月ぶりに雲中に復帰したほか、遅行線は応当日の株価を上回って強気シグナル発生を再開し、地合いの好転を示唆している。ボリンジャーバンドでは、終値が+1σを上回り、こちらも地合い改善を示している。RSI(14日ベース)は64.31%(前日58.50%)に上昇し、下降トレンド入りの可能性が後退した格好となった。


<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反発、1カ月ぶり雲中に復帰