26日の日経平均は続落した。ローソク足は短い陽線を引き、25日線が下値支持線となった。ただ、ザラ場高値と安値がいずれも切り下がり、5日線は下向きに転換。TOPIXの終値が25日線を下回ったこともあり、東証1部全体としてリスクオフが色濃い。一目均衡表では株価が転換線を下放れたほか、遅行線は株価との下方乖離幅を拡大して弱気シグナルを増大した。ボリンジャーバンドでは、ザラ場で中心線近くまで下げる場面があり、20日の+2σ接近を直近ピークとする下降トレンドが継続した。RSI(14日ベース)は58.50%(前日69.10)に低下し、24日の72.59%をピークとするRSIの下降トレンド入りの可能性が出てきた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、25日線が下支えも5日線下降