本日のマザーズ先物は、節目の900pt回復を睨んだ動きとなりそうだ。米国の早期利下げ期待を映して欧米株価が上伸するなど、世界的な株高の流れを反映して個人投資家のマインドも改善しており、買いが先行して始まりそうだ。朝方からナイトセッションでの高値(894.0pt)を上回ってくれば、心理的な節目の900pt台回復も視野に入ろう。指数インパクトの大きいところでは、アクションゲーム「モバイルボール」リリース中止を発表したミクシイ<2121>の動向を注視しておきたいところである。他方、上値の重さが意識された場合は、為替市場が1ドル=107円台前半と円高基調にあるだけに、個人投資家心理の重しになりやすく、週末要因のポジション調整の売りも出やすくなろう。上値メドは900.0pt、下値のメドは880.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:節目の900pt回復を睨んだ動き