13日の米国市場では、NYダウが101.94ドル高の26106.77、ナスダック総合指数が44.41pt高の7837.13と上昇し、シカゴ日経225先物も大阪日中比70円高の21010円と堅調。14日早朝の為替は1ドル=108円30銭台後半と、13日大引け時点より10銭に満たない円高。
本日の東京市場は昨日に売られた東エレク<8035>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、アドバンテスト<6857>電子部品株を中心に反発が予想される。ただ、中東でのタンカー攻撃で地政学リスクが意識されているため、週末の持ち越しを嫌う売り物が厚いとみられ、上値は重いだろう。また、大引け後に中国鉱工業生産などの経済指標が判明する。指標が低調なら米国との貿易摩擦による中国の経済活動停滞への懸念が増すため、ファナック<6954>など中国関連株には手を出しにくいだろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたUTグループ<2146>、日ハム<2282>、参天薬<4536>、コニカミノルタ<4902>、ダイキン<6367>、日立<6501>、IHI<7013>、オリンパス<
7733>、三井不<8801>、住友不<8830>、ファーストリテ<9983>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日立やダイキンに注目