6日の日経平均は小反落した。ザラ場で昨日高値を上回る場面もあったが、大引けにかけて値を消した。ローソク足は上ヒゲを出して引け、各移動平均線が揃って下向きのなか、急ピッチの下落をみせる5日線や25日線から、戻り売り圧力の強さが意識された。一方、日足の一目均衡表では、基準線と転換線が横ばいを継続し、短期的な売り圧力後退が窺える。日足のボリンジャーバンドでは、日々線が昨日に続いて-1σを上回って大引けを迎え、3日ザラ場の-2σ割れを底とする反転トレンド形成の可能性が高まった格好になっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反落、終値ベースで連日-1σ超え