3日の日経平均は4営業日続落した。ローソク足は短い陽線を引いたが、マドを空けて下落し、売り圧力の強さを示した。5日線が角度を増して下降するとともに、ともに下向きの25日線が75日線を下回るデッドクロスを示現し、下落トレンドは一段と鮮明になった。一目均衡表では、日々線は雲下限を大幅に下放れるとともに、転換線と基準線の下降が継続し、こちらも下落トレンドの強まりを示唆。ボリンジャーバンドでは、日々線が-2σを一時下回る場面があり、レンジの下方拡張の継続が予想される。ただ、日経平均の対25日線の下方乖離率は4.59%と、売られ過ぎの目安とされる5%に接近しており、4日以降は大勢弱気の中、短期的なリバウンドとなる可能性がありそうだ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日続落、25・75日線のデッドクロス示現