欧州市場でドル・円は一時109円21銭まで下げた後、足元は109円30銭台で下げ渋る展開。モスコビシ欧州委員が財政規律に懸念のあるイタリアに対し制裁を支持しないと述べ、ユーロがドルと円に対して強含んだ。ドル・円はユーロ・ドルに押し下げられる一方、ユーロ・円にサポートされた。また、米10年債利回りの下げ渋りも、ドル売りを抑えた。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円21銭から109円41銭、ユーロ・円は122円21銭から122円42銭、ユーロ・ドルは1.1184ドルから1.1198ドルで推移した。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・円は上昇一服