27日の米国市場は休場。日経225先物の大阪夜間取引は大阪日中比20円高の21220円。28日早朝の為替は1ドル=109円40銭台後半と、27日大引け時点とほぼ同水準。本日の東京市場は売り買いの手掛かりに乏しいなか、前日に日米貿易問題への警戒感後退で買われたトヨタ自動車<7203>や日産自<7201>をはじめとする自動車株を中心に値上がりが予想されるほか、ファナック<6954>や安川電<6506>など中国景気に振らされやすい設備投資関連株にも買いが波及しよう。ただ、為替が円安方向に動かないため、買いは盛り上がりにくく、全般的に上値は重くなろう。他方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたキリンHD<2503>、ウエルシアホールディングス<3141>、東急不動産ホールディングス<3289>、ネクソン<3659>、GMOペイメントゲートウェイ<3769>、ダスキン<4665>、コーセー<4922>、TOYO<5105>、富士電機<6504>、ヨコオ<6800>、菱地所<8802>、中部電<9502>、ファーストリテ<9983>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ネクソンやコーセーに注目