24日午前の東京市場でドル・円は109円70銭台で推移。日経平均株価の下げ幅縮小を意識してドルはやや底堅い動きを見せている。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。この後の中国本土株式の動向が手掛かり材料になるとの見方が多く、株安の場合はドルの上値が再び重くなる可能性があるとみられている。ただし、109円台前半には顧客筋のドル買い注文が入っており、アジア市場でドル・円が109円近辺まで下落する可能性は低いとの見方は残されている。ここまでのドル・円は109円48銭から109円72銭で推移。
・ユーロ・円は、122円42銭から122円69銭、ユーロ・ドルは、1.1174ドルから1.1185ドルで推移している。

■今後のポイント
・米中首脳会談開催への期待
・日本の1-3月期GDP成長率は予想外の前期比年率+2.1%
・米政府によるファーウェイ排除の影響

・NY原油先物(時間外取引):高値58.21ドル 安値58.29ドル 直近値58.22ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株安一服でドル下げ渋り