23日の日経平均は反落となった。ローソク足は陰線を引き、終値ベースでは5日ぶりに5日移動平均線を下回り、売り手優位が強まった。日足の一目均衡表では、日々線が一時雲下限を下回って売り圧力の強さを再確認。遅行線は株価の下方に留まり、弱気シグナル発生を続けた。日足のボリンジャーバンドでも、-1σレベルを上回ることなく推移した。4月からの価格帯別売買高において最も商いの積み上がっている日経平均21300円水準を前に、改めて戻りの鈍さが意識されている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、終値ベース5日線割れ