20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円81銭まで下落後、110円06銭まで上昇し、110円00銭付近で引けた。米トランプ政権による中国ファーウェイへの事実上の輸出規制決定を受け、影響を懸念した欧米株安に円買いが先行。その後、株安がいったん落ち着いたのにともない円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1157ドルから1.1175ドルで推移し、1.1165ドル付近で引けた。ユーロ・円は122円56銭まで下落後、122円89銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2746ドルから1.2715ドルまで下落。ブレグジットの不透明感を懸念したポンド売りが優勢になった。ドル・スイスフランは1.0081フランから1.0093フランで推移した。

[経済指標]
・米・4月シカゴ連銀全米活動指数:-0.45(予想:-0.20、3月:0.05←-0.15)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 5月20日のNY為替概況