14日の日経平均は7営業日続落した。5日線が急角度で下降を続ける中、75日線を下放れて取引を終えた。一目均衡表では、日々線が雲下限を下回って売り手優位の地合いを示唆。基準線と転換線が重なって下落トレンドが続いたほか、遅行線は株価を下回って弱気シグナル発生を開始した。ボリンジャーバンド(25日ベース)では、日々線は一旦-3σを下回った後でやや戻したが、-2σには届かず、レンジの下降拡張トレンド継続を示唆している。ただ、ローソク足は長めの下ひげを伴う陽線を引いて下値での買い需要を確認。25日線との下方乖離率が3.6%に拡大していることもあり、15日は短期的な急落の反動高となる可能性が意識されよう。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:7日続落、一目均衡表は雲下限割れ