7日の米国市場では、NYダウが473.39ドル安の25965.09、ナスダック総合指数が159.53pt安の7963.76といずれも急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比290円安の21650円と下落した。8日早朝の為替は1ドル=110円台前半と、7日大引け時点より約40銭の円高。本日の東京市場は前日に続いて中国関連株を中心に売りに押される展開となろう。コマツ<6301>をはじめとする建設機械株やファナック<6954>、キーエンス<6861>などの工場自動化関連銘柄、東エレク<8035>、信越化<4063>などの半導体関連株の下落が予想される。米中貿易対立の深刻化で輸出関連株が手掛けにくい一方、内需銘柄には消去法的な買いが予想され、NTT<9432>やZOZO<3092>といった前日に値上がりした銘柄には引き続き買いが期待できよう。なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたイビデン<4062>、CTC<4739>、TOTO<5332>、日立金属<5486>、日立<6501>、三菱電<6503>、富士電機<6504>、富士通<6702>、エプソン<6724>、アドバンテスト<6857>、デンソー<6902>、ユニファミマ<8028>、東エレク<8035>、トランスコスモス<9715>、SCSK<9719>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:CTCやSCSKに注目