7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円67銭から110円17銭まで下落した。ライトハイザーUSTR代表やムニューシン米財務長官が2000億ドル規模の中国輸入品に対する関税を従来の10%から25%に引き上げる方針を確認したため米中貿易摩擦の深刻化、長期化を懸念したリスク回避の円買いや米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1193ドルから1.1167ドルまで下落した。ドイツの3月製造業が予想を下回ったほか、欧州委員会が経済見通しでドイツの本年の成長率予測を引き下げたためユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は、123円83銭から123円11銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3040ドルまで下落後、1.3071ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、1.0226フランまで上昇後、1.0185フランまで下落した。

[経済指標]・米・3月JOLT求人件数:748.8万件(予想:735万件、2月:714.2万件←708.7万件・米・3月消費者信用残高:+102.81億ドル(予想:+160億ドル、2月:+154.5億ドル←+151.88億ドル)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 5月7日のNY為替概況